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公開日 2022/12/08

犬は人間の言葉をどこまで理解しているの?

人間の言葉を理解する

昔から犬は人間の良き理解者でありパートナーであると言われています。

人間の言葉を話すことはできないもののいつも耳を傾け、その指示を忠実に守る愛犬に対して
・人間の言葉を理解している
・いつも気持ちが通じている
と感じている飼い主は多いのではないでしょうか。

では実際に犬はどの程度人間の言葉を聞き分け、理解しているのでしょうか?

認識できる言葉、出来ない言葉

ハンガリーのエトベシュ・ロラーンド大学の研究チームは飼い犬の頭部に電極を貼り付け
・「sit(お座り)」と「sut(指示言葉と発音は似ているが意味のない単語)」
・「bep(発音も似ておらず意味のない単語)」
を聞かせた時の犬の脳波を測定するという実験を行いました。

その結果「sit(お座り)」という単語と「bep(発音も似ておらず意味のない言葉)」という単語を聞いた時では犬の脳の活動が異なるという結果が出たそうです。つまり犬は自分の知っている指示言葉と、全く発音の異なる単語とを異なる言葉としてしっかりと聞き分けているということになります。

一方「sit(お座り)」と「sut(発音の似ている意味のない言葉)」という単語を聞いた時の犬の脳波には大きな違いは現れなかったそうです。犬の脳は発音の似ている単語を、知っている指示言葉と同じように処理しているということが分かりました。つまり、発音の全く違う単語は違う言葉として認識できるものの 発音の似ている言葉は知っている指示言葉との違いを認識していないというわけです。

犬は少数の指示言葉を理解

エトベシュ・ロラーンド大学の研究チームは、「犬は発話された全ての音声に注意を払っているわけではなく、普通の犬が一生のうちに学習できるのは、少数の指示言葉にとどまる。しかし犬が本当に人間の言葉に耳を傾けていることや、聞いたことがない人の声にも反応することは確認できた。」と解説しています。

犬をしつける時には「コマンド」といって、しつけトレーナーがよく使う言葉や飼い主が使いやすい言葉を取り決めて使うようにしますが「コマンド」が異なると犬はキョトンとしてしまいます。この現象も研究結果と同じく、犬が覚えている指示言葉と統一されていないせいで別の言葉として認識してしまっているからなのでしょう。

犬は飼い主の言葉を理解しようと耳を傾けていますが、飼い主の方も愛犬の理解しやすい言葉を選んで使ってあげることで、さらにお互いの意思疎通が深まっていくのではないでしょうか。

参考記事:CNN.co.jp
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35163571.html

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